このページは、出雲市議会議員 湯淺啓史(ゆあさけいじ)ウェブサイトの過去記事アーカイブです。
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駅通り振興組合新年会での挨拶

2016年(平成28年)がスタートしました。
出雲市では正月三箇日が1月とは思えないほどの温かい陽気となり、穏やかな正月を迎える事ができました。
どうかこの1年が、この天候のようにすがすがしく穏やかな年となる事を祈ってやみません。

さて、昨年行われた国勢調査の速報値が発表され、出雲市は前回(平成22年)の調査と比較して、わずか91名ですが増加となりました。(前回調査時は斐川町は合併してませんでしたので、合併前の斐川町の数値分も合算した数値)
島根県内の市町村では、唯一出雲市だけが増加となっており、増加した人数ははわずかではありますが、心強い結果となりました。 平成27年国勢調査結果速報の概要について
昨年策定された「出雲市まち・ひと・しごと創生総合戦略」においても、人口動向の調査が行われました。出雲市は雲南市や大田市からの転入や外国籍の派遣労働者の方が増加があり、社会増となっています。反面、出生数は減少を続けており、自然減の状態が続いています。
出雲市内では、旧出雲市区域、斐川町のみが増加となっており、他地域は軒並み減少となっています。

財源の乏しい地方都市は、「コンパクトシティ」や「小さな拠点」といった課題に早急に取り組む必要があり、公共施設を含む社会インフラの再配置を進める必要があります。一般質問「公共施設等の社会インフラの再配置と今後の整備見通しについて」2015-12-04
ただし、闇雲に市街地を拡大する方向では、人口減少にともなう財政状況が破裂してしまいます。
決して一極に集中させる方向ではありませんが、幾つかの拠点内にコンパクトに都市機能を集約し、更に、小さな拠点を設け、ネットワークする道が最善と考えます。

平成26年度から平成28年度までを「行財政改革の集中改革期間」とした出雲市の最終年度を前に、平成27年度12月議会では「2つの施設を民間事業者へ譲渡する議案」が可決され、本格的な行財政改革が始まったと言えます。

今年の申年は、丙申。
十干で丙は、樹木の成長に例えられ、形が明らかになってくる頃、また、十二支の申は、果実が成熟して行って、固まって行く状態を表していると言われます。
前回の丙申は1956年で、日本は神武景気と言われた時期で、経済白書には「もはや戦後ではない」とに記載され、日本は国際連合に加盟し戦後の復興が改めて明確に示された年です。

実りを得る前にかっかりと成長していく時期であり、大いに動く年になると感じています。

2016年駅通り商店街振興組合新年会

2016年駅通り商店街振興組合新年会