2019年度の3月議会で「出雲市の人口ビジョンについて伺う」という一般質問を行い、伊藤副市長から「出生数は大変重要な要素と考えており、引き続き若者の定住や子育て環境の充実に努めていく考え」との回答を得ました。

出雲市の出生数の変遷 「出雲市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・第2期総合戦略」より

出雲市まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」・「第2期総合戦略」(令和2年度~令和6年度)(5MB)(PDF文書)

2019年12月に示された「出雲市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・第2期総合戦略」案において、5年間で8,000人の出生数を目標とすることが掲げられており、近年の出生数の低下傾向から、実現が難しい目標設定ではないかと考えました。人口動向は地方自治体のあらゆる計画の基本であり、将来人口の予測には出生数が大きく関係することから、高い目標をどう達成するのかが焦点となります。

予測として5年間で7,000人に対し、目標が8,000人との設定は希望的観測であり、よほど強力な対策が必要と思われます。

 

質問の概要

質問

将来的に人口減少が予測される中、2019年12月「出雲市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・第2期総合戦略」案が示されました。人口ビジョンでは、少子化傾向の中で出生数は今後の5年間で8,000人という目標が掲げられていますが、出生数はどのような予測のもと目標設定されているか伺います。

回答(伊藤副市長)

来人口推計では、出生に関する仮定値は、2015年の国勢調査時点のまま推移すると設定しています。今後10年間の出生数は2020年から2025年までの5年間で約7,000人、2025年から2030年までの5年間で約6,800人と推計しています。この推計を踏まえ、今後の施策展開による増加分を想定し設定しました。出生数は大変重要な要素と考えており、引き続き若者の定住や子育て環境の充実に努めていく考えです。

 

  1. 出雲市の人口ビジョンについて(~10分45秒)
  2. 国際交流を推進する取り組みについて(10分45秒~22分53秒)
  3. デジタルファーストを実現する体制を問う(22分53秒~)

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