湯浅啓史が副理事長を務める、NPO法人 出雲市空き家相談センターの定例会が、2021年5月18日午後7時より開催されました。

NPO法人空き家相談センター定例会

今回は、令和3年度の活動計画について意見調整を行ったほか、センターに寄せられた相談事案の検討および対応状況の報告が行われました。更に、6月に開催予定の総会へ向けて、役員改選についての意見交換も行われました。

 

短時間でしたが、17名の参加をいただき、良い意見交換ができました。

令和3年度は、例年行っている「空き家ワンストップ相談会」にリモート相談を取り入れる工夫や、新事業として、市の「空き家バンク」への登録を支援する活動を行う計画です。

今回は、出雲市の空き家対策室から2名のご参加をいただき、状況のご報告もいただきました。

その中で、印象に残った報告をご紹介します。

出雲市には、年間約100件の空き家に関する苦情、相談が寄せられるそうです。その内、空き家対策室がその対象物件の関係者を特定(把握)できる軒数が約70件。その70件に対して、通知や連絡を行うとその半数の約35件が何らかの動きをしていただけるとのことです(除却まで至るのが約8件)。


100件:空き家に関する苦情、相談件数(年間)
 70件:該当する空き家の所有者等関係者が特定できる件数
 35件:通知を行うと、何らかの反応(対策)を示していただける件数
  8件:除却数